2種類の320iという車種

前モデルの3シリーズには、2種類の320iがあつた。4気筒エンジンを搭載したただの320と、320/6という6気筒エンジンを搭載したモデルだ。しかし、現行のモデルの320iはすべてに6気筒エンジンを搭載している。この6気筒エンジンは、一般にラィトシックスと呼ばれており、実にスムーズな回転をし、高回転時でもパワーの落ち込みがないことで有名だ。このラィトシックスを充分に味わうためには、本当はマニュアルトランスミッションがいい。ゆっくりと高回転まで引っ張ってシフトアップしていくという走りによって、エンジンから無理なくパワーを出し、しかも軽快なレスポンス(反応)を味わえるからだ。高回転になるとエンジンの音は大きくなるが、耳ざわりな音質ではない。もちろん、低速でもパワーは充分ではあるが、やはりこの320iは積極的に3000回転以上を使って走ってほしい。とはいうものの、ほとんどのユーザーはオートマチックの320iを選んでいるだろう。車情報ならこちら→中古車 高く売る 。でも、ガッカリすることはない。オートマチックだってこのような走りは可能なのだ。まず、Dレンジから2レンジにシフトダウンする。これで3000回転以上は簡単に維持できる。6000回転に近づいたら、マニュアルと同じようにシフトアップすることを忘れずに。もし、忘れたとしてもDMEが働いて燃料カットしてくれ、6500回転以上は回らないから心配はないが……。ここで注意したいのは、いくら高回転を楽しみたいからといって、1速までは落とさないということ。1速ではアッという間にレッドゾーンまで吹け上がってしまい、加速を味わうひまもない。通常、1速はトレーラーの牽引などに使うレンジだから、通常のスポーティドライビングには適していないのだ。それよりも、2速で息の長い加速を味わうのがいいだろう。オートマチックなのに、マニュアルシフトは面倒臭いという人も、街中では3速で走ってほしい。一般的に街中で60km/h以上出ることはほとんどないハズだ。このスピード域でDレンジを選ぶと、アクセルを緩めると4速に入ってしまい、加速しようとすると再び3速へシフトダウンするということになる。これでは、エンジンブレーキが効かないし、ショックも気になってしまう。

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右ハンドルゆえの問題点

最後に、右ハンドルゆえの問題点をお教えしておこう。それは、オートマッチクのセレクターレバーとブレーキフィーリング。セレクターレバーは左ハンドルのものをそのまま流用しているため、とても違和感がある。どのポジションに入っているかを知らせるインジケーターは、もちろん右側にあるのだが、セレクターのグリップが左ハンドル用のものと同じデザインなので、とても違和感がある。特に、ロック解除ボタンが押しにくい。これを使いこなすコツは、小指と薬指はグリップに巻きつかせないようにし、中指でロック解除ボタンを押すようにすること。これで操作性はかなり改善されるはずだ。また、ブレーキも左ハンドル用の物がそのまま流用されているため、ややフィーリングが悪い。これは、エンジンルームにあるブレーキシステムが左側にあり、それを長いリンクなどを介して操作しているから。具体的にいうと、強くガツンとブレーキを踏み込んだときの剛性感がイマイチなのだ。しかし、これは他のBMWと較べた場合のことで、実はこの318iのブレーキでも国産のスポーティカーたちよりよっぽどしっかりしているので、ご安心を。フロントに軽い4気筒エンジンを搭載したこの318iは、そのぶん他のモデルよりもソフトなサスペンションセッティングになっている。そのため、320iや325iよりも路面の凸凹の吸収性は高くなっているほどだ。路面を選ばずに走ることができるという意味では、ビギナーにもってこいのクルマということがいえるだろう。車好きにはたまらない、

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318iのドライビング

この2段目まで踏み込むと、318iは信じられないほど元気に走ってくれる。タコメーターの針がレッドゾーンヘと近づいていくあまり、アクセルを緩めてしまう人もいるが、これもダメ。油圧コントロールながら、この318iのオートマチックはしっかりとレッドゾーン手前でシフトアップして行ってくれる。もちろん、通常走行のときにも、この2段目まで踏み込んでやれば、かなり活発にシフトダウンしてくれる。サスペンションはフロントがマクファーソンストラットで、リァがセミトレーリングアーム。いわばBMWのお家芸ともいうべき組み合わせだ。装着されるタイヤは195/開Ruと、兄貴分の320iや325iとも同じサイズである。つまり、この318iはかなり高い安全マージンを持っているということになる。コーナリング時には、たとえ少しくらいオーバースピードでコーナーに進入したとしても、ステアリングは素直によく効くし、接地感も高い。もっとハイスピードでコーナーへ飛び込んでしまって、ハンドルを切りながらブレーキをかけるような状況になると、この318iは穏やかにリァタィヤが外側へ向かって流れ出す。このときにアクセルを踏み込んだとしても、アンダーパワーとグリップの高いタイヤのおかげで、リアの滑りはいつのまにか収まってしまう。このようなドライピングの仕方ははっきりいって失敗だ。しかし、この318iだったら、そのミスをも吸収してくれるほど安定性が高い。しかし、この安定性が災いして、リアを流しながらコーナーを立ち上がっていこうと思っても、それは至難のわざだ。いったん、ドリフトを開始してもすぐに収束してしまうというわけだ。サスペンションには充分余裕があるから、エンジンを高回転まで元気に回して、グリップ走行を心がけよう。車、好きですか?←車好きならこちら!

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318iという車

しかし、右八ンドルのため、オートマチックセレクターのデザインとブレーキフィーリングには、多少の不満が残る。
アンダーパワーで高性能な足まわりを持っているため、ドリフト走行は不可能。グリップ走行に徹する。

この318iは、BMWの入門モデルとして人気のクルマだ。3シリーズのボディに1.8Jの4気筒エンジンを搭載し、
4速オートマチックが組み合わされており、日本に向けたベーシックヵーということで右ハンドルのみしか輸入されていない。
318iに搭載されている4気筒エンジンは、M側といい、1988年に今までのM10に代わって導入された新しいエンジンだ。
ちなみに、M10は実に25年もの間、BMWの4気筒シリーズに搭載されてきた。
量廉価版の4気筒エンジンではあるが、しっかりとDMEでコントロールされるなど、最新のBMWテクノロジーが注ぎ込まれている。
わずか132kgという軽量ながら、113馬力/5500回転、16・5km/4250回転という高性能ぶりだ。
とはいうものの、やはりこの318iはアンダーパワーの車だ。運転好きなら←こちらがオススメ。
まず、これを速く走らせるためには、アクセルをめいっぱい踏んでやろう。「そんなの当たり前じゃないか」といわれるかも知れないが、
ほとんどの人がアクセルを床まで踏んでいない。BMWのアクセルペダルは2段階になっており、いっぱい踏んだつもりでも、
そこは1段目で、そこからさらに踏むと、ようやく2段目になる。

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タイヤの制動力 1 Reply

タイヤの制動力はそのときのスリップ率によって変化することをまず理解してほしい。スリップ率が20%前後のときにμ(ミュー=摩擦係数)はピークに達する.ロックした状態のスリップ率は100%だから、もっと手前で最大の制動力が得られるということだ。それだったらロックさせない方がいいはずだ。しかし、ロック寸前のコントロールをするのは困難だ。つまり、どこか1輪がロックしそうになったとする。これをロックしないようにプレーキペダルの圧力を緩めたとすると、他の3輪はまだピークに達していないから、圧力が緩まったことによりもっと低いレベルのμになる。ロックさせることによりピークよりやや低い(約帥.蹄%)鰹になってしまうが、4輪トータルの制動力を考えるとロックさせた方が強いことになる。では、いつでもどこでもロックさせた方がいいのかというとそうではない。カーブの中ではロックさせることによって慣性の法則に従って直進しようとするから、外に飛び出してしまう。そのため、ロック寸前のコントロールが必要になる。また、路面状況やクルマのスピードとの闇係もある。路面が乾いていて、80km/h以下だったらロックさせたほうがいい。ウエットなら40km/h、スノーなら20km/h、凍結路なら5km/h以下。この場合、ロックさせることにより最短の制動距離になる。車の事をいろいろ知りたいならこちら→まずはここから始めよう。

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